PCと同じような感覚でUSBで繋げば動く・・と思っていたのですが、どうやらそうもいかないようです。モバイル端末であるタブレットをわざわざ機材に繋ぐのであれば、室内でDAWソフトに触っていた方が効率的の様な気もしますが、できることの幅が広がれば今よりもやる気が出るかもしれません。
「iRig MIDI 2(IK Multimedia)」
・iPadとMIDI接続を可能にするインターフェイス
・MIDI IN/OUT端子が付いてる
・lightning端子に対応している
・電源が不要
・iPadへの電源供給は不可(あくまでもMIDIの送受信)
・値段は¥12000-程度
これを使用すれば、おそらくほとんどのMIDIコントローラーと接続出来るはずだと思われます。個人的にはTrigger Finger Proを繋げてみたいのですが問題無いでしょう。この場合はTrigger Finger Proの電源供給をPC・もしくはACアダプタからとる必要があります。
接続は以下の様な感じでしょうか。別途MIDIケーブルが必要ですね。
Trigger Finger Pro(MIDI OUT)⇔MIDIケーブル⇔iRig MIDI 2⇔iRig付属ケーブル⇔iPad
「Lightning USBカメラアダプタ(APPLE)+USB MIDIケーブル」
・APPLE純正のアダプタとUSB-MIDIケーブルの組み合わせ
・iPadとMIDI接続が可能になる
・MIDIコントローラー側のMIDI端子とケーブルを挿し、ケーブルのUSB端子をアダプタと接続する
・iPad対応(iOS対応?)のMIDIコントローラーであればUSB-MIDIケーブルは不要
・値段は¥4000-程度
基本的に出来ることはiRigと変わらない組み合わせのようです。USBが接続可能となるので一般的な汎用性はiRigよりも高そうな感じですね。iRigの半額程度で導入出来るのはありがたいところです。
接続は以下の様な感じでしょうか。
Trigger Finger Pro(MIDI OUT)⇔USB-MIDIケーブル⇔USBカメラアダプタ⇔iPad
「V-MIDI(Vestax)」
・iPadとMIDIコントローラーをUSB-MIDIで接続するインターフェイス
・Lightning端子では無いため、iPad Air2と接続するためには変換アダプタが必要となる
・Core-MIDIに対応している
・電源ケーブルが必要だが、iPad及び接続したコントローラーに電源供給が可能
・iOSの対応状況が不明
・会社が倒産しているのでサポートを受けれるのか不明
・V-MIDIは¥4000-程度、変換アダプタは純正品で¥3000-程度
非常に多機能なインターフェイスのようです。参考記事(http://www.dtmstation.com/tag/V-MIDI)によると、Core-MIDI対応のMIDIコントローラーであれば問題無く動くとのこと。今は亡きVESTAX製品ですが発売はされています。
VCI-100mk2とiPadと繋げられる(※対応済みであると公式サイトに記載)のはとても面白そうです。ただ、Trigger Finger Proが動作するのかは不明です。動作するのであればもっと話題になってもよさそうなアイテムだと思うのですが、現在処分セールが行われていることを考えると少し怖い部分も多いです。上手く機能すればこれ一台で事足りるかもしれません。
接続は以下の様な感じでしょうか。
Trigger Finger Pro(USB)⇔USB-MIDIケーブル(V-MIDI付属品)⇔V-MIDI⇔変換アダプタ⇔iPad
「iO Dock II(ALESIS)」
・機能がたくさんで良く分からないインターフェイス
・Lightning対応済み(以前のコネクタでもOK)
・Core-MIDI対応済み
・MIDIの入出力端子がついています
・電源ケーブルが必要です
・オーディオ入力とオーディオ出力がついています
・価格は¥20000-程度
高価格なだけはある・・という印象のインターフェイスですね。
商品情報を見る限りでは何でも出来てしまいそうです。単純にiPadを繋げるだけでなく、オーディオ入力/出力が付いているため、iPadをレコードディング機材として使うことにも配慮されています。Core-MIDIにも対応しているため、VCI-100mk2との接続も(理屈上では)できるのではないかと思われます。
MIDIコントローラーと接続する場合は、iO Dock IIのMIDI端子に繋ぐ・・というかたちになるのでしょうか。本体の画像を見ているとUSB端子も付いているようです。iO Dock IIとMIDIコントローラーを繋いだ状態で、iO Dock IIとPCをUSBで繋いだらどうなるのでしょうね。もしかして『DAWとiPadを同期した上でiPadをMIDIコントローラーで操作する』・・ということが可能になったりするのでしょうか。
「midimux(iOSアプリ)」
・iPadとPCをケーブルで繋ぐだけでMIDI接続が出来る
・MIDI情報だけでなくオーディオまで連携出来る(※未確認)
・PCにサーバーアプリソフトをインストールし、iPadを充電ケーブルで繋げるだけ
ここまで調べたのが何だったんだろうか・・と思わせるキラーアプリ。コメント欄から教えて頂きました、ありがとうございます。アプリでこんなことが出来るならiPadに標準搭載すればいいと思うのですが・・・難しいのでしょうか。
未確認ですが、オーディオまで連携できるというのもまたすごい機能です。オーディオインターフェイスが不要になるということになってしまいますね、ケーブルを買う手間まで不要になります。リリース時はMACのみの対応だったようですが、公式サイトを見る限りではWINにも対応しているようです。
ただ、このアプリを媒介にしてもMIDIコントローラーの操作は流石に厳しそうです。若干レイテンシーが発生するという点も指摘されています。
「mi.1(QUICCO SOUND)」
・iPadとワイヤレスでMIDI情報の送受信ができる
・価格は¥4000-程度
アマゾンをふらふらしていたら発見した謎の(?)機材。MIDIコントローラーにmi.1を繋ぎ、iPadに専用アプリをインストールするだけでワイヤレスでMIDI同期が出来るとのこと・・本当でしょうか。
調べて行くと、規格はBTmidiを採用しているようです。レイテンシーが若干発生しているようですが、ここまで便利であれば気にならないかもしれません。
基本的には「MIDIケーブルをなんとかしてiPadに繋ぐ」というかたちが多いようです。
個人的にはTrigger Finger ProをiPadを繋ぐことが出来たら何でも良いので、カメラアダプタとケーブルの組み合わせが一番安上がりのようですね。単純にPCとiPadを繋ぐのであればmidimuxがもっとも良さそうです。
Trigger Finger Proの電力についてはUSBからでもOKなのでしょうが、Ableton PUSHのACアダプタでも動作を確認しました。WEBサイトの画像を見る限りではどうやら同じ規格のようです、AKAIもM-AUDIOも同じニューマークグループなので統一されているのかもしれません。
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