Analog Fourの使い方(4) トラックメイクの流れ

どう書こうか迷いましたが、結局は順を追って使い方を調べるのが一番早いようです。



「プロジェクトを新規作成する」


既存のファイルを使っても問題無いとは思いますが、折角なので最初から立ち上げましょう。「F+C2(Global)」でグローバルメニューに入り、新しいプロジェクトを作成します。



新規のプロジェクトを作成しようとすると、今までのパラメーター変化を保存するかどうか聞かれます。ファイルを消してしまってもいいような気もしますが、デフォルトファイルですので一応既存のまま残しておいた方が良いかもしれません。



「シーケンスの打ち込みとサウンド」


何かも真っ新な状態になりましたのでシーケンスを打ち込んで行きましょう。ステップシーケンサーによる打ち込み(※A4ではグリッドレコーディングと呼ばれます)は、「REC」を押すことで可能になります。

ステップ数を増やす場合は「F+Page」で変更ページに入れます。

デフォルトでは16ステップですが、最大で64ステップまで増やせます。この時事前にシーケンスが打ち込んであると自動的にコピーされるようです。また、面白いことに15/16ステップといったことも可能になっています。トラック毎にステップ数を変えることは残念ながら出来ませんでした。再生中にステップ数を変えることは可能です。


リアルタイムレコーディングモードに入る場合は「RECを押しながらPLAY」です、写真ではわかりませんが、RECボタンが点滅します。ちなみにステップシーケンサーモードの場合は常時点灯です。解除する場合はRECを押せばステップシーケンサーに戻ります。

クオンタイズ設定については「F+Note」でノート関連のセットアップに入れます。グローバル・クオンタイズの数字を大きくすればグリッドにクオンタイズされるようです。DAWソフトの様に、1/32といった厳密な数字でクオンタイズさせることは出来ないような感じです。また、この時だけに限ったことではありませんが、数字を変化させる時はキーではなくノブを使った方が早いですね。




ステップシーケンサーとライブレコーディングの違いですが、どうやらステップシーケンサーでは和音が録音できないようです。

和音の設定もよく分かりません。デフォルトの初期ファイルではキーボードを叩けば和音が出るようになっているのですが、新規で立ち上げるとモノフォニックになっています、んー・・・。あれこれ試しているうちにポリフォニーの設定でVOICEをONにすればとりあえず和音が出ることは分かりましたが、これで正しい設定なのかは不明です。


打ち込んだシーケンスを削除する場合は、「NO/Reloadを押しながらE1(Track)」です。

これは一度電源を落とすと無効化・・というか記録状態まで戻ってしまうようですね。その状態からシーケンスを削除する方法が中々見つかりません。「シーケンスパターン全削除」みたいなコマンドがあるとは思うのですが・・・。


トラックに既存のプリセット音をアサインさせる場合は、各トラックボタンを素早く2回押せばライブラリ(+Drive Sound Library)にアクセスできるようになっています。サウンドアサイン時に+Drive Sound Libraryのバンクを切り変える場合(※+Drive Sound Libraryは非常に大きいのでバンクで分かれています)はシーケンサーのグリッドで切り替えます。


バンクが空っぽの場合は『empty』と表示され、そのバンクにはアクセスできません。

トラックのサウンドを初期化する場合は「F+D1(Sound)」からクリア・トラック・サウンドを選びます。トラックをミュートする場合は「F+各トラック」で可能になっています。
 

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