EMX-1を外部MIDIコントローラーと繋ぐ(※画像リンク消失)

EMX-1はMIDI端子がありますので外部MIDIコントローラーと繋ぐことができます。これにより、音源の入っていないMIDIコントローラーでも、EMX-1を音源としてキーボード(シンセサイザー)のように使うことが出来ます。

接続するMIDIコントローラーはQ25、接続方法はMIDIケーブルで繋ぐだけです。Q25の電源はPCに繋いだUSBバスパワーで確保します。MIDIケーブルはアマゾンで500円くらいで売っていますね。Q25をMIDI OUTに繋ぎ、EMX-1をMIDI INに繋げば終了です。この状態でQ25のキーボードを叩くと音が出ます。

ただ、あくまでもEMX-1の音源を使っているので、和音を出すことはできません(※EMX-1はモノフォニックシンセサイザーです)。とはいえベロシティ(音の強弱)等の機能はEMX-1にも入っているので使うことが出来ます。


デフォルトの状態ではシンセパート①に設定されている音源とリンクしています。これはシンセパート①がMIDIチャンネルの設定における「1ch」に設定されているためです。要するに1chに合わせれば音が出るという訳ですね。

もしシンセパート③に設定した音源をMIDIコントローラーで使おうとすると、EMX-1内でMIDIチャンネルの設定をする必要があります。




設定と言っても難しいことはありません。音源の種類を変えるときと同じようにダイアルを回すだけです。手順としては以下になります。

①MIDIボタンを押す
②▲▼でMIDI CHの表示を出す
③使いたいシンセパートの番号を押す
④ダイアルを回して1chにする

シンセパートとMIDIチャンネル番号は、シンセパート①は1ch、④は4ch・・・といった具合にそのままリンクしています。

チャンネル番号は各パートに同じものを割り振ることが出来ますので、シンセパート①~⑤の全てに1chを設定することが出来ます。この場合にキーボードを叩くと、シンセパート①~⑤の音を全て同時に再生することが出来ます。

和音っぽいといえば和音っぽいのですが、同じ音階の音を重ねているだけですので・・微妙なところです。また、このMIDIチャンネルの設定はEMX-1全体における設定なので、A01からD64までの全てのパターンに適応されます。
 

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