EMX-1のエフェクトの仕組み(※画像消失)

エフェクトです、EMX-1では操作しやすいように本体中央に位置しています。


EMX-1のエフェクトの仕組み

emx-1におけるエフェクトの使い方は以下の様になっています。

(1) 使いたいエフェクトを決定する(3個まで登録でき、かつ組み合わせることができる)
(2) 右上のパートコモンスペースから各パートごとに使いたいエフェクトを選ぶ

例えば、「FX1」に「REVERB」をセットした状態で、ドラムパート1に適当なバスドラムを打ち込んでパートを「FX1」にセンドすると当然REVERBのエフェクトがかかります。また、さらにこの状態でドラムパート2に適当なスネアドラムを打ち込んで「FX1」にパートをセンドすると、これもまた当然ながらREVERBのエフェクトがかかります。

この状態でエフェクトスペースにある「FX1」にセットした「REVERB」を「SHORT DELAY」に変更すると、ドラムパート1・2共にエフェクトがSHORT DELAYに変更される・・・といった使い方になります。


次にエフェクトを組み合わせる場合の設定です。この部分は最初に少し戸惑うかもしれないところですが、慣れれば簡単です。

「FX CHAIN」を押して、上の状態にすると「FX1」と「FX2」のミックスとなります。この場合においては、コモンスペースの『どちらに』エフェクトをかけるのかということが重要になります。この場合ではエフェクトの掛り方が二通りあるからです。

結論から言ってしまうと、「FX1とFX2を混ぜたもの」と「FX2のみのもの」と2つの種類に分かれます。


例えば「FX1」にリバーブ、「FX2」にディレイを設定し、上写真のようにMIXして、打ち込んだフレーズにエフェクトを掛け、下の様に設定します。

「FX1」に設定した場合です。この場合は「リバーブ」と「ディレイ」がMIXされたエフェクトが掛かります。

次に「FX2」に設定した場合です。この場合にはMIXしているにも関わらず、エフェクトは「FX2」に設定したリバーブしか掛かってくれません。




このように『どちらに』掛けるのかということでエフェクトの使い方が色々と変わってきます。イメージとしては「特徴的なエフェクトと上の方に置き、汎用的なエフェクトを下の方に置く」感じです。こうすれば音が過剰に混ざり合って割れてしまうことをなるべく防ぐことができます。

エフェクトを混ぜるというのは大変効果的でDAWソフトではPCのスペックが許す限り無制限に混ぜることもできます。予め「エフェクトは混ぜるものである」と前提にしてしまってもいいかもしれません。
 

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