「小さい!」
VCI-100MKIIの外形寸法は「368(W)×270(D)×38(H)mm」となっており、スタンダードなDJコントローラーとしては最小サイズのカテゴリーに入ります。コントローラーは小さければいいというものでもありませんが、机の端っこに置いてもあまり邪魔にならないというのは凄く大きいです。PCDJはデータの下準備がとても重要になりますが、その度に机の上にコントローラーを置くようなことはかなり面倒なものがあります。他の作業と並行してデータ編集をやる場合にはこのサイズが最高です。
アナライズ専用端末として所持するのも悪くないのではないでしょうか。ボタンも多いのでカスタム幅も広いですからね。
「4デッキでの操作ができる!」
・・とはいえ4デッキ操作が可能なので本格的なDJパフォーマンスもしっかりできます。VCI-100MKIIはボリュームフェーダーが独立して存在しているかたちではなく、切り替えスイッチでデッキを切り替える形式となっているため、A/Cデッキ及びB/Dデッキを「同時に操作する」といったことは出来ません(※マッピングすれば可能?)。それでも4デッキ対応というのは大きいメリットです。
この切り替えがネックになるかもと思いましたが、DJプレイの難易度の高さを知った後だと、同時に操作できないのはむしろメリットに成りえるのではないかと思うようになりました。同時に操作できない分だけ考えることが減り、他の操作に集中できる・・ような気がします。
4デッキ切換え型のコントローラーは他にもべリンガーの「CMD Studio 4A」がありますが、サイズが大きいため断念しました。ホットキューボタンが8個も付いている面白いコントローラーなのですが・・・、。
・BEHRINGER ( ベリンガー ) / CMD Studio 4A
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/179232/
「ルックスが良い!」
素晴らしいルックスです、グッドデザイン賞を受賞しただけのことはあります。ボタン・ノブ等の機能が無駄なスペースなく。それでいて過密に成り過ぎない様なバランスで収まっているのは絶妙です。「USBバスパワーで動く!」
VCI-400シリーズも検討していたのですが、残念ながらこれらはUSBバスパワー非対応でした。動作を安定させようとすると電力が必要となりますので仕方が無いことなのだとは思いますが。「オーディインターフェイスがついている!」
まぁこれは当然ですけどね・・・。TR-1はオーディインターフェイス非搭載です。オーディオインターフェイスを持っているのでTR-1でもよかったのですが、もしTR-1を選ぶのであればLiveをそのまま使うような気がします。ほとんど使わないとは思いますが、ターンテーブルが付いていた方が差別化が図れそうな気がします。
いいコントローラーなのになぁ・・・。
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