実際のマニュアルだと画面のレイアウトから始めるのがセオリーですが、より効率的にTRAKTOR DJを覚えるためにやや変則的な順番で解説をしていきます。
DJをする上で必要なことは基本的に以下の2つしかありません。
・スムーズに曲にアクセスする
・イメージした通りに曲を操作する
「DJ」と言われると何だか難しそうな感じですが、この2つだけを考えるならさほど難しそうな感じではありませんよね(多分)。
TRAKTORに入っている全ての機能を覚える義務はありません。この手のソフトウェアは自分に必要なものだけ覚えてしまえば十分です。
スムーズにトラックにアクセスするためには?
書くまでも無く、選曲作業はパパッと終わった方が良いに決まっています。
DJにおいて「選曲」は二つの意味合いがあります。一つは単純な選曲作業ですが、もう一つは選曲したトラックの中の「どのポイント」にアクセスするのかということです。
実際のトラック…これはJ-POPだと分かりやすいですが、ほとんどの場合で「イントロ」というものが存在します。こういったトラックでは「サビ」の部分に即アクセス出来なくては困る場合が多いので、曲に対して予めブックマークのようなものを付けておかないといけません。
DJにおいてはこのような下準備が非常に重要となり、PCDJの場合は特にそれが顕著に表れます。下準備をしっかりすることでスキル不足が補えたりすることもPCDJの面白さです。
イメージした通りにトラックを操作するためには?
これに関しては人それぞれだと思いますが、「最低限おさえておいた方が良いであろう」という機能を幾つか取り上げてみましょう。まずは曲のテンポを揃える機能です。曲の持つBPMはそれぞれ違いますのでこれがズレていると曲を混ぜ合わせたりする時に困った感じになってしまいます。
次は先ほど紹介したブックマーク部分にアクセスする機能です。ブックマークを付けても呼び出すことが出来ないのであればブックマークを付けた意味が無くなってしまいます。
DJではこのブックマーク機能のことをキュー(※正確に書けばキュー・ポイント)といいます。キューは複数の意味を含む概念なので暗記するようなものではありません。使っているうちに感覚として分かっていくと思います。
エフェクターも忘れてはいけません。トラックの印象を変えたり、トラック同士を繋ぐ場合に使うことも多い機能です。
そして最後が再生デッキの扱いですね。TRAKTORには通常のトラックデッキ(曲を普通に再生するだけのもの)に加えてRemix Deckというものを選ぶことが出来ます。
エフェクターも忘れてはいけません。トラックの印象を変えたり、トラック同士を繋ぐ場合に使うことも多い機能です。
そして最後が再生デッキの扱いですね。TRAKTORには通常のトラックデッキ(曲を普通に再生するだけのもの)に加えてRemix Deckというものを選ぶことが出来ます。
これについては後々記載すると思いますが、DJプレイの種類によってはトラックデッキよりもRemix Deckを使った方が効率的になります。
非常に簡単な紹介ですが、DJにとっての基本的な操作はこれくらいです。もちろんより深い操作や設定はありますが、これらが意識せずに出来るようになればとりあえず操作で困るようなことはないのではないでしょうか。
次回からこれらの事を元にしてTRAKTORについての解説をしていきます。
非常に簡単な紹介ですが、DJにとっての基本的な操作はこれくらいです。もちろんより深い操作や設定はありますが、これらが意識せずに出来るようになればとりあえず操作で困るようなことはないのではないでしょうか。
次回からこれらの事を元にしてTRAKTORについての解説をしていきます。
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