Novation Circuitの使い方⑨ Componentsについて(4) EditorⅡ

前回から引き続いてEditorの話になります。

…といいますか、前回がおざなりすぎて『概要は理解できても役には立たない』内容になっていたので改めて丁寧に補足するような感じです。

具体的にはどんなパラメーターがあるのかテキストとして書き直す作業をしています(※グーグルドキュメントを使うと半自動的に画像からテキストへの書き起こしができると教えてもらいました)。

やっぱり画像だと分かりにくいですね。


…というわけで再度Editorです。

マクロコントロールのパラメーターを書き出す

では見ていきましょう。最も重要となるマクロコントロールのパラメーターです。


Macroにアサインできるパラメーターは以下のようになっています。

OSC 1
・O1 Wave Interpolate
・O1 Pulse Width Index
・O1 VSync Depth
・O1 Density
・O1 Density Detune
・O1 Semitones Tune
・O1 Cents Tune
OSC 2
・O2 Wave Interpolate
・O2 Pulse Width Index
・O2 VSync Depth
・O2 Density
・O2 Density Detune
・O2 Semitones Tune
・O2 Cents Tune
Mixer
・Post FX Volume
・OSC 1 Volume
・OSC 2 Volume
・Ring Volume
・Noise Volume
Filter
・Cutoff Frequency
・Resonance
・Drive
・Key Track
・Env2 Mod
Env 1
・Env 1 Attack
・Env 1 Decay
・Env 1 Sustain
・Env 1 Release
Env 2
・Env 2 Attack
・Env 2 Decay
・Env 2 Sustain
・Env 2 Release
Env3
・Env 3 Delay
・Env 3 Attack
・Env 3 Decay
・Env 3 Sustain
・Env 3 Release
LFO 1
・LFO 1 Rate
・LFO 1 Sync
・LFO 1 Slew
LFO 2
・LFO 2 Rate
・LFO 2 Sync
・LFO 2 Slew
FX
・Distortion Level
・Chorus Level
・Chorus Rate
・Chorus Feedback
・Chorus Depth
・Chorus Delay
・Portamento Rate
Modulation Matrix
・Mod Matrix 1~15

嫌になるくらい数が豊富です。聞きなれない名前のパラメーターもたくさんです。

これを組み合わせてセットを作っていくのはとてもたいへんな作業になるのではないかと思います。前提としてシンセサイザーについてかなり理解している必要がありそうです。

次はModulation Matrixですね。これについては以下となります。

<Source>
Direct
Performance
・Velocity
・Keyboard
LFO
・LFO 1 +
・LFO 1 +/-
・LFO 2 +
・LFO 2 +/-
Envelopes
・Envelope 1 (Amp)
・Envelope 2 (Filter)
・Envelope 3 (Mod)

<Depth>
-63~+63

<Destination>
Oscillators
・Osc 1/2 Pitch
・Osc 1 Pitch
・Osc 2 Pitch
・Osc 1 V-Sync
・Osc 2 V-Sync
・Osc 1 Pulse Width
・Osc 2 Pulse Width
Mixer
・Osc 1 Level
・Osc 2 Level
・Noise Level
・Ring Mod 1*2 Level
Filter
・Drive Amount
・Frequency
・Resonance
LFO
・LFO 1 Rate
・LFO 2 Rate
Envelopes
・Envelope 1 (Amp) Decay
・Envelope 2 (Filter) Decay

モジュレーションまで手が回るのだろうか…。

オシレーターのパラメーターを書き出す

ついでにオシレーターについても書いてみます。


選択できるソース等は以下となっています。

Classic
・Sine
・Triangle
・Saw
・Saw [9:1] PW
・Saw [8:2] PW
・Saw [7:3] PW
・Saw [6:4] PW
・Saw [5:5] PW
・Saw [4:6] PW
・Saw [3:7] PW
・Saw [2:8] PW
・Saw [1:9] PW
・Pulse Width
・Square
Wavetable
・Sine Table
・Analogue Pulse
・Analogue Sync
・Tri-Saw Blend
・Digital Nasty 1
・Digital Nasty 2
・Digital Saw-Square
・Digital Vocal 1
・Digital Vocal 2
・Digital Vocal 3
・Digital Vocal 4
・Digital Vocal 5
・Digital Vocal 6
・Collection 1
・Collection 2
・Collection 3

・Index
・Interpolate
・Cents
・Semitones
・VSync
・Density
・Detune

<Mixer>
・Osc 1(Vol)
・Osc 2(Vol)
・Noise
・Ringmod
・Pre FX
・Post FX

これらを眺めながらオリジナルパッチを作成していく作業が必要になると思います。前提としてシンセサイザーについてかなりの知識が無いと組み立てていくのは難しい内容になっています。

オシレーターの種類についてはClassicとWavetableで対応しているパラメーターが異なりますので注意しておいた方が良いかもしれません。
 

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