モジュレーションは日本語に訳せば「変調」といった意味になります。変調というと難しい感じがしますが、ギターやハーモニカのビブラートと言ったものも変調に含まれます。
前回エンペローブは「音の動き」と書きましたが、対して意味は変わりません。シンセサイザーによっては、モジュレーションセクションの中にエンペローブを含めているものもあります。あまり深く考える必要はありません、触っているうちに勝手に理解します。
人様の動画ですが、ハーモニカのビブラートです。音の調子が変わっていくのが分かります。極端にイメージするなら、モジュレーションは実楽器でいう「技法」のようなものと考えると分かりやすいかもしれません。
ギターで例えるなら、『今までは弦の種類や弦の張り方の強さの設定のことけど、モジュレーションはビブラートやミュートといったテクニックのことだよ』といった感じでしょうか(※イメージです)。
もちろんビブラートやミュートだけがモジュレーションなはずもなく、たくさんの種類(技法)があります。それと同じように、シンセサイザーもビブラート(っぽいもの)や、ミュート(っぽいもの)だけでなく、様々な種類のモジュレーションを作ることができます。
めんどうな方は『モジュレーションは大きな変化を付けるもの』くらいの認識でも大丈夫かもしれません。(※あくまでもイメージですが)。最初はこのモジュレーションの重要性はあまり分からないものですが、ある程度の知識が溜まってくると非常に重要なものだと分かります。
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