「タイプを設定したからもういいんじゃないの?」となりそうですがまだ調節できる部分があります。それが『カットオフ』と『レゾナンス』です、これらもフィルターの仲間に含まれます。
左上にあるのがカットオフです。ここでは「さらに音の周波数を削る」という事が出来ます。これも全てのシンセサイザーに搭載されている機能です。
Synth1では「frq」がカットオフ、「res」がレゾナンスを示しています。
では、具体的に上の状態で音はどうなるのか考えます。
フィルターのタイプが「LPF」になっており「CUTOFFが限界まで掛かっている(右がゼロで左がMAX)」状態です。すでにLPFによって「高音域の音が」カットされています。この状態からさらにCUTOFFにより「低音域を限界まで」をカットするわけですから『音が消える』ことになります。
わざわざやる必要はないかもしれませんが、上の動画の現象です。左にノブを回すにつれて音が小さく(厳密に言えば音域がどんどんカットされていく)のが分かりますね。
このように「フィルターの上からさらに音域を調整する」のがカットオフです。
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