自作したDJデスクの話

デスクが機材かどうかにはひと議論ありそうな気もしますが、個人的には立派に機材だと思っています。

ターンテーブルを買った後に気付いたのですがDJデスクは選択の範囲が狭いといいますか、都合の良いものが中々見つかりません。一般的なPCデスク・テーブルは床から天板までの高さが70cm程度のものが多くこれだとターンテーブルを置いても高さが足りないのでちょっと困った感じになってしまいます。

おそらくですが、大部分の方が「ターンテーブルを何に置くか」ということで一度は悩まれたのではないでしょうか。レコードプレーヤーとしてのターンテーブルでしたら選択肢は沢山あるのですけどね…。


あれこれ調べましたが都合の良いものは見つからなかったので、結局上画像のデスクを自作しました。「自作」といっても本当に大したことはしていません。台を買ってその上に板を置いただけです。

台に求める条件は『高さが75cm~80cmであること』と『耐荷重が合計して100kg以上であること』でした。

この条件をクリアするためにあれこれ調べてようやく見つかったものが「ワークベンチ」という種類の道具です。DIYの知識がさっぱりなので良く分からないのですが、どうやらこ木材を固定して切ったり穴を開けたりする台のことをワークベンチと言うらしいですね。

他には純粋にテーブルの脚を探したりしていたのですが、どうにも耐荷重が心許ないものが多く、『これは行けそうだ』と思ったものはやはりお値段が…。

最終的に『ほとんどノーブランド品ではあるまいか?』という良く分からない安いワークベンチを購入しました。お値段は2つで5500円程度。高いんだか安いんだか良く分かりませんが、高さと奥行きバランスが最もフィットしていたのがこれです。

こちらのワークベンチは高さ785mm、奥行き600mmと正に求めていた寸法にきっちり収まっていてくれました。耐荷重の表示は50kgとありますので2つ合わせれば100kgになります。

安物であるせいか「保証値ではありません」としっかり書かれていましたが、実際に載せるものは50kg程度なので問題は無いでしょう。組み立ててから体重をかけて確認してみましたが、不安な感じもありませんでしたからね。

ただ、天板の精度には問題がありました。きっちりとフラットにならないので天板を載せても片方が微妙に浮いてしまうんです。この辺りは値段が値段なので仕方が無いところなのでしょう。

…とはいえ仕方が無いで済ませるわけにもいかないので、天板の上にヨガマットを貼りつけて気持ち不陸を調節するようにしてあります。このヨガマットは厚い方が良いだろうと思い10mmのものを買ってみたのですがこれはちょっと失敗でしたね。


10mmのものだと反発力が強すぎたせいかうまいこと沈んでくれませんでしたね。5mmくらいのもっと柔らかいものを選ぶべきだったと小さく後悔しています。

天板は幅2000mm×奥行600mmとかなり大きいサイズを選びました。本来であればこんな大面積は不要なのですが、あれこれ考えても中々結論が出なかったので「大は小を兼ねる」方式でとりあえず大きいものを選んだ感じです。

板の厚さは30mmとこれもかなり大きめ(太め?)です。耐荷重のことを考えれば軽い方が良いのですがあまり薄いとたわんでしまいますし、実際のところ薄くしたところでそんなに重量が変わるような感じでもないので厚くしておこうかなという感じです。

素材は一般的なパインの集成材です。値段は送料込みの8000円となっていました。近所のホームセンターもいちおう見に行ったのですが、30mmくらいの厚さのものは見つかりませんでしたね。

合計金額はヨガマットを含めて15000円を少し下回るくらいとなりました。
 

・新しい感じの記事

0 件のコメント :